クオリティー オブ ライフ(Quality of Life) 歯医者とガマンのはなし

イメージ 歯医者さん


歯医者さんに最後に行ったのいつですか? → ガマンの本質に迫る。

 

毎日の「気づき・発見」からを人生のタメになる話を発信しています。

さて、タイトルの「クオリティー オブ ライフ(Quality of Life)」ですが、

この言葉を知ったのは、堀江貴文さんのvoicyだったかと思います。意味は…『生活や人生の質』です。

 

今日は、健康は大切という話だけではなく、そこからYoutube芸人 江頭2:50さんを経由して、ガマンの本質に迫ります!

 

今日、3カ月ぶりに定期健診で歯医者に行きました。

写真(レントゲンではなく、歯と歯ぐきをデジカメで撮影するもの)を撮り、歯ぐきの状態の確認や、歯石の除去を定期的にしています。

写真は患者の私も見せてもらえて、そこから自分の歯ぐきの下がり具合を知ることができます。

私は現在30代です。気持ちはいつも若いままですが、物理的な老いからは目を背けてはいけないと思いました。

 

実際に、歯ぐきが下がって歯の根元が見え始めている写真を前にするとそう思わざるを得なかったです。

 

 

虫歯になれば、遅かれ早かれ歯医者さんにお世話になります。

しかし、歯ぐきが下がっただけでは歯医者さんにかからない人もいるでしょう。

歯ぐきがしみるといった痛みをともなわなければ気が付かないからです。

それでいいのかと言うと、長期的な視点で考えて”NG”です。

 

食べるという行為に支障が出てからの治療は大変です。

もう数年、歯医者さんに行っていないという人は、虫歯でなくても歯医者さんに一度かかることをオススメします。

 

 

二つ目のテーマ 「ガマンは大事か?」

歯石の除去であおむけになって歯のクリーニングをされているときの「気づき」です。

 

歯石除去は、細い金属の針の超音波による振動で行われます。

私が子どものころは、歯医者さんが手動でガリガリひっかいて歯石を削ってくれたのですが、現在は最後の仕上げでちょっとやる程度です。

超音波の方が時短で、かつきれいに除去ができるようですが、大きなデメリットがあります。

「キュイーン」とう高音です。黒板を爪でひっかいたときのあの感覚に近い不快感が押し寄せてきます。

歯の上下と、歯の表側と裏側を順番にやっていくのですが毎回、「もう結構です」と中断してもらいたくなります。

でも、今回は過去一番早く歯石除去が終わりました。理由は自分でもわかりました。

そもそもの付着していた歯石の量が少なかったのです。

定期的に歯医者に通い、『超音波はいやだなー』という思いが、毎日の歯磨きを丁寧かつ上手にしたのです。

 

これが「ガマンは大事か?」につながります。

つまり、虫歯ではないのに、超音波は嫌なのに、「ガマンをして」定期的に歯医者に通ったことで、私のQOL(クオリティー オブ ライフ)が結果として向上したのです。

 

最近、メタバース(仮想空間)が話題にはなっていますが、仮にデジタルの中に自分のの世界を持ったとしても、現実世界でご飯を食べるという行為が完全になくなることはないでしょう。人生100年時代に、私は残りの60~70年を健康的に生きるためのコツを一つ身につけることができました。

 

ガマンは、根性論と相性がよく、昭和の時代には美徳とされてきました。

良くも悪くも、現代でも多くの学校で、「ガマンすることの大切さ」を子どもたちは学んでいます。

歯医者の例は、やってよかった「必要なガマン」です。良くも悪くもと言ったからには当然「不必要なガマン」もあって、これらはきちんと分類する必要があります。

 

必要なガマン

最近、Youtubeで江頭2:50さんのチャンネルの動画をみたのですが、まあ本当にストイックなんです。江頭さんは!

ふざけたこと(ふざけているように見えること)を本当に本気でやっているのが面白くてカッコいい。現在300万人以上のチャンネル登録を得ています。

江頭さんは50代になった現在も、昔と変わらぬ体型維持をしています。

最近太ったと言いながらも、体を張る仕事が多いため体重の管理にはかなり気を使っているのが会話からうかがい知れました。

 

人気をキープして活躍する芸能人は、何かしらのガマンをされているのだと思います。

食べたいときに、食べたいものを好きなだけ食べている生活では、俳優やモデルの仕事ができないですよね。

 

体型(この場合はスタイルと言った方がイメージしやすいと思います)スタイルをキープするには、食事や運動、睡眠といった生活のサイクルに”ガマン”がともないます。

では、その人たちはなぜそのガマンという努力が続けられるのでしょうか?

それは根性論でがんばっているのではなく、目的があるからです。もっと砕いていえば、”得” があるからです。

映画にせよテレビにせよ雑誌の取材にせよ、そのスタイルをキープすることで仕事ができる。あるいは仕事が生まれることを腹落ちして理解しているのだと思います。

 

だから、一見するとつらそうな食事制限も継続して取り組めたり、あるいはそこまで大きくないガマンとして習慣化できているのだと思います。

 

 

不必要なガマン

一方、世の中には不必要なガマンも存在しています。

職場や学校で神経をすり減らして、生活をしている人も少なくないはずです。

本来、仕事や勉強というのは自分に”得”があったり、成し遂げる目的の”手段”として活用されるものです。それをやること自体が目的になってしまうとおかしなことがおきます。

精神が病んでしまうのであれば、一定期間休みをとったり、学校であれば思い切って「行かない」という決断をするのも必要でしょう。私はそう考えます。

世間体を気にして、職場や学校で自分にうそをつき続けることは不必要なガマンの最たるものです。

 

もちろん→ じゃあ、職場や学校でガマンゼロで、言いたいことをすべて言って、やりたくないことは一切断っていいというわけではありません。

ガマンは必要なのかそうでないのかの「見極め・振り分け」が重要になってくるのです。

 

必要?不必要? ガマンの見極め方

見極めには、あるものが必要です。それは、自分と違う価値観に触れる習慣です。

これを一定期間し続けると、見極め能力が備わってきます。

特効薬を期待していた人には悪いですが、見極めができるようになるには時間がかかるのです。

 

ただし、違う価値観に触れること自体は簡単です。

Youtubeで、普段見ないジャンルの動画を見てみるでOKです。

読書が苦手な人は、本の要約チャンネルをいくつか見てみるだけでもOKです。気になればAmazonでその本をポッチってみてください。2,000円いかない程度の出費で、他人の価値観に触れることができます。

 

ある程度、それを繰り返していると「Xデー(エックスデー)」が訪れます。

それはつまり、自分は何でこんなことで悩んでたんだろうとか、自分のガマンしていたことは何のプラスにならないものだ!と気づく日がやってきます。

 

私の経験はそうでした。

ガマンを例にしましたが、「イエスorノー」「やるべきか?やらざるべきか?」といった二元論で困ったときは、だいたいの場合…どちらが正しいとか間違っているとかではなくて、見極めてどちらに振り分けるか? の判断軸が自分に出来上がっていないことが原因だと思っています。

 

今回、言いたかったのは、その見極めのトレーニングを人生を通してやっていきましょうというお話です。

 

ここまで、おつきあいくださった読者の方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

次回の配信をお楽しみに(^^)